
ディスカッション
話題1:ヨナの神との関係
オリーブさん:
ヨナ書のまとめですね。
えーと、ヨナと神との関係に注目すると興味深いとおもいます、距離感というか。
ドリアンさん:
距離感は近いですね。アブラハム程ではないにしろ、旧約の預言者の中では一二を争うのでは?ほぼ会話してますよね。
オリーブさん:
ホントですね。ほぼ会話、しかも神にたいしてそういうこというか?ってこといいますね
主に祈って言った、「主よ、わたしがなお国におりました時、この事を申したではありませんか。それでこそわたしは、急いでタルシシにのがれようとしたのです。なぜなら、わたしはあなたが恵み深い神、あわれみあり、怒ることおそく、いつくしみ豊かで、災を思いかえされることを、知っていたからです。
【ヨナ書 4:2 口語訳】
あおくび大根さん:
今回こうしてヨナ書を読んでいって、まるで、ほんとうに人間の親子のような関係性だな、と感じました。子供が、言いつけから逃げたり、いやいや実行してみても、結果に拗ねてみたり。これは神様のことを信頼して、知っているからこそ、駄々っ子ができる。安心の中で育つ幼い子供の素直さに似てる、かも??笑それに対して、神様はさまざまな手段を使って、ビジョンを用いて、大切なことを教えてくださる。いちばん最後の4:11の神様のことばは、ほんとうにあたたかくやさしい問いかけだな。と、感じました。
「ニネベの街の回心のための」ヨナの派遣と同時に、「ヨナへの導きのため」でもあったふうに思います。
話題2:回心したニネベ、その後どうなったか?
マスカットさん:
ヨナ書には記載されてませんが、参考までに。
ニネベ人はヨナの述べ伝えによって悔い改めたが、その後再び堕落して、ナホム書2:6-8とゼパニア書がその滅びを予言しました。歴史では、ニネベの町はBC632年に戦争で陥落し、取り壊されました。今も廃墟のままで、再建されていません。
話題3:ヨナ書から読み取れるメッセージ
異邦の町であるニネベに福音を伝えたことは、神はイスラエルの神だけでなく、異邦人の神、全人類の神でもあるを示しています。新約時代で異邦人への福音はコルネリオ家が初めてでしたが、旧約時代では異邦人でエホバ神を受け入れた事例はニネベの他にもあります。
以上。ヨナ書についての通読が終わりました。
また別の書の通読をお楽しみください!